一茶 作品情報

いっさ

俳人・小林一茶の知られざる半生

一茶のイメージ画像1
一茶のイメージ画像2

継母との折り合いが悪く、家に居場所がなかった一茶は江戸へ奉公に出される。どこの奉公先でも長続きしない一茶だったが、やがて俳句の世界に独自の感性を表現する術を見出し、俳諧師となった。しかし、能力を認められる一方で、耽美な表現を評価する当時の俳諧において一茶の句は田舎俳諧と揶揄され、彼の生活は貧しいものだった。やがて父が逝去し、その遺言を巡って一茶は自らの家族と争うことになる。確執を遺しながらも故郷に戻って家庭を持った一茶だったが、若い妻と幼い子に相次いで先立たれてしまう。深い失意の中でも尚、一茶は自らの性分に突き動かされ、句を詠み続けた。その姿勢は鬼気迫るものであっても、悲壮なものではなかった…。

「一茶」の解説

日本に留まらず世界中で愛されている庶民派俳諧師・小林一茶。牧歌的な人物として語られがちな彼の生涯は、孤独と苦悩に満ちたものだった。藤沢周平の「一茶」を原作に、長年にわたる家族との愛憎、世間との埋まらない溝への葛藤、時に執拗なまでに求めた愛情…知られざる人間・小林一茶とその家族の物語を描く。主人公の一茶を『凶悪』『そして父になる』のリリー・フランキーが演じる。監督は、『かぶき者慶次』『テンペスト』などを手掛けた吉村芳之。(作品資料より)

一茶のイメージ画像3

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督吉村芳之
原作藤沢周平
出演リリー・フランキー 伊藤淳史 石橋蓮司 佐々木希 水川あさみ 立花美優 高橋かおり 内野聖陽 奥田瑛二 中村玉緒
配給 KADOKAWA
制作国 日本(2017)
上映時間 125分

(C)2017「一茶」製作委員会

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「一茶」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2018-08-10 00:11:36

広告を非表示にするには