ジュリエッタ 作品情報

じゅりえった

スペインのマドリード。ひとりで暮らしているジュリエッタ(エマ・スアレス)には、自分を心から愛してくれている恋人ロレンソにも打ち明けていない苦悩があった。ある日、ジュリエッタは偶然再会した知人から「あなたの娘を見かけたわ」と告げられ、めまいを覚えるほどのショックを受ける。ジュリエッタの一人娘アンティアは12年前、理由も言わず、突然姿を消してしまったのだ。それ以来、一度も娘に会っていないジュリエッタは、忘れかけていた娘への想いをよみがえらせ、心の奥底に封印していた過去と向き合い、今どこにいるのかもわからない娘に宛てた手紙を書き始める……。

「ジュリエッタ」の解説

ノーベル賞作家アリス・マンローによる3編の短編小説を「私が、生きる肌」のペドロ・アルモドバルが映画化したヒューマンドラマ。ジュリエッタには、12年前、突然姿を消した娘がいた。娘を見かけたと知人に告げられた彼女は、封印していた過去と向き合う。出演は、スペインのベテラン女優エマ・スアレス、ドラマ『情熱のシーラ』のアドリアーナ・ウガルテ。2016年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。

ノーベル賞作家アリス・マンローによる短篇小説を「私が、生きる肌」のペドロ・アルモドバルが映画化。12年前に突然姿を消した娘アンティアを持つジュリエッタ。ある日、偶然出会った知人からアンティアを見かけたと告げられた彼女は、封印していた過去と向き合う。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2016年11月5日
キャスト 監督ペドロ・アルモドバル
原作アリス・マンロー
出演アドリアーナ・ウガルテ エマ・スアレス ダニエル・グラオ インマ・クエスタ ダリオ・グランディネッティ ミシェル・ジェネール スシ・サンチェス ロッシ・デ・パルマ
配給 ブロードメディア・スタジオ
制作国 スペイン(2016)
年齢制限 PG-12
上映時間 99分

(C)El Deseo

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、3件の投稿があります。

P.N.「M」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-08-12

大変奥が深く、描写が細かい映画でした。突然娘に消息を絶たれ、パニックになり、絶望し、苦悩する母親の心理が、リアルに描かれています。結局娘を母に歩み寄らせたのは、母の努力などとは関係のない、ある偶然の、不幸な出来事でした。子育てとは、待つことに他ならないのかもしれない...としみじみ思わせました。

最終更新日:2022-11-18 02:00:08

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