アルビノの木 作品情報

あるびののき

自然と人間との関係を真摯に見つめる

アルビノの木のイメージ画像1
アルビノの木のイメージ画像2

害獣駆除会社で働くユクのもとに、多額の報酬の仕事の依頼が舞い込む。鉱山として栄えた山間の村で“白鹿様”と言われる珍しい鹿を秘密裏に撃つこと。普通の鹿と異なる存在が悪い噂になることを危惧し、過疎化した村を切り捨てようとする町の役人の苦肉の策だった。害のない動物を殺すことに仄かな疑問を抱えつつもユクは村に向かう。山で出会った、故郷に対し複雑な思いを抱いている村の女性ナギ、その婚約者で木食器職人の羊市、かつて害獣を駆除していたという山小屋に独り住いの男、山の集落で静かに暮らす人々。連なる山々、生い茂る樹々、ときに赤く色を変える川、白い飛沫をあげる滝壺…圧倒的な自然の中に静かに佇む白鹿がいた。病床の母のために、人々が大切に思っている命を奪うこととは……。

「アルビノの木」の解説

農作物を荒らす害獣駆除に従事する若者が、山の人たちが長いこと大切にしてきた特別な存在の一頭の白鹿を撃つために、山に分け入っていく。自然体系が破壊され、獣たちが餌を求めて人里に下りてくる。動物が生きていく術を無視し、私たちは彼らを害獣と呼ぶ。昨今話題の害獣駆除に携わる若者の苦悩を描いた本作はまた、自然破壊であったり、これまで積み上げてきた文化をないがしろにすることであったり、雄大な自然にエゴイズムだけでしか対峙できない現代日本社会の記録でもある。監督は、真摯な眼差しと美しい映像の若手・金子雅和。今作が長編2作目となる。(作品資料より)

アルビノの木のイメージ画像3

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2016年7月16日
キャスト 監督・編集・撮影金子雅和
出演松岡龍平 東加奈子 福地祐介 山田キヌヲ 長谷川初範 増田修一朗 尾崎愛 細井学
配給 マコトヤ
制作国 日本(2016)
上映時間 86分

(C)kinone

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最終更新日:2018-05-05 00:02:04

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