母と暮せば 作品情報

ははとくらせば

1945年8月9日、長崎に原子爆弾が投下された。それからちょうど3年後。助産師として働く伸子(吉永小百合)のもとに、原爆により死んだはずの息子・浩二(二宮和也)がひょっこりと現れる。それからというもの浩二は度々姿を現し、伸子と思い出話や浩二の恋人・町子(黒木華)についてなどいろんな話をしていくが……。

「母と暮せば」の解説

作家・井上ひさしが晩年に取り組んでいた広島・長崎・沖縄をテーマにした構想を「男はつらいよ」の山田洋次監督が受け継いだ家族ドラマ。長崎に落とされた原爆により息子を失った母と彼女のもとに現れた死んだはずの息子とが過ごす少し不思議ながら幸せな日々を描く。広島を舞台にし2004年には黒木和雄監督により映画化された戯曲『父と暮せば』と対になる作品として制作された。助産師の母親を「おとうと」の吉永小百合が、息子を「硫黄島からの手紙」の二宮和也が、息子の恋人だった女性を「小さいおうち」の黒木華が演じる。ほか、「私の男」の浅野忠信、舞台を中心に活躍する加藤健一らが出演。松竹120周年記念映画。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2015年12月12日
キャスト 監督山田洋次
出演吉永小百合 二宮和也 黒木華 浅野忠信 加藤健一 広岡由里子 本田望結 小林稔侍 辻萬長 橋爪功
配給 松竹
制作国 日本(2015)
上映時間 130分

(C) 2015「母と暮せば」製作委員会

動画配信で映画を観よう! [PR]

ユーザーレビュー

総合評価:4.5点★★★★☆、18件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-10-16

母と暮せばを観て、とても感動した。これはひじょうに優しい気持ちにさせてくれたからだ。私は今は亡き母にモアという詩集を書いている。母との思い出はあまりにも多い。そして母が亡くなってから仏壇に手を合わさない日はない。それだけにこの映画を観た時、共感できるところがいっぱいあった。これはあらためて人間というものを追求した素晴らしい作品だと思う。先日も吉永小百合さんがテレビに出演されていたが、やはり美しすぎる。大好きだ。

最終更新日:2024-03-12 15:48:56

広告を非表示にするには