提報者 ES細胞捏造事件 作品情報

ていほうしゃいーえすさいぼうねつぞうじけん

世界で初めてヒトのES細胞抽出に成功したというイ教授の発表に沸き立つ韓国。だがその頃、テレビ局のディレクター・ユン(パク・ヘイル)は、教授の研究成果は捏造されたものだという匿名の告発電話を受ける。電話の主は、イ博士と共に研究を行なっていた若手研究者シム。彼は科学者としての良心の呵責に苛まれ、告発を決意したのだ。その証言を信じたユンは、真実を明らかにするために取材を開始。しかし、イ教授への批判は国益に反するとタブー視する世論やマスコミ、さらには政府からの激しい圧力や抗議がその前に立ちはだかる……。

「提報者 ES細胞捏造事件」の解説

2005年に韓国で実際に起きたES細胞捏造事件を元にしたサスペンス。世界中の注目を集めた科学論文が捏造であるとの告発を受けたテレビディレクターが、その真相に迫る。出演は「殺人の追憶」のパク・ヘイル、「パイレーツ」のイ・ギョンヨン、「私のオオカミ少年」のユ・ヨンソク。監督は「飛べ、ペンギン」のイム・スルレ。

韓国で実際に起こった科学スキャンダルをジャーナリストの視点から捉えたサスペンス。世界初ヒトES細胞抽出に成功したイ教授の発表は捏造だという告発電話を受けたテレビ局のディレクター・ヨンは、真実を明らかにするため取材を進めてゆく。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2015年10月3日
キャスト 監督イム・スルレ
出演パク・ヘイル イ・ギョンヨン ユ・ヨンソク パク・ウォンサン
配給 クロックワークス
制作国 韓国(2014)
上映時間 114分

(C)2014 MEGABOX PLUSM & WATERMELON PICTURES CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED

動画配信で映画を観よう! [PR]

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「ドライシュタイン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-11-30

見ごたえあり、途中映画なのを忘れてしまう良い映画。国益か真実か?…真実を暴くのが、結果国益に繋がると信じて追及するプロデューサー。知的な告発者と無知な大衆。教授の強欲の犠牲になった、クローン犬モーリーと自殺未遂した助手…(涙)授賞の期待⇒強欲⇒違法⇒捏造⇒詐欺⇒犠牲⇒力の悪用…誰かが、犯罪を見逃せば、必ずもっと酷い犯罪や被害者がうまれる。実際の事件とは、恐ろしい…何も知らないのに、集団で行動し、安易に非難や暴力行為をする大衆のひとりにはなりたくないと思った。それでも地球は周っている…科学者が絶対真理であったのは、過去のことか…

最終更新日:2022-12-10 16:00:01

広告を非表示にするには