真夜中のゆりかご 作品情報

まよなかのゆりかご

刑事のアンドレアス(ニコライ・コスター=ワルドー)は、湖畔の家で妻のアナ(マリア・ボネヴィー)や生まれたての息子とともに暮らし、幸せを感じていた。そんな中、通報を受け同僚シモン(ウルリク・トムセン)とともに乗り込んだある一室で、薬物依存に陥った男女と育児放棄された赤子の衝撃的な姿を目にする。夫婦交代で息子をあやし愛に満ちた日々を送るアンドレアスだったが、ある朝悲劇が襲い、彼の中の倫理観が揺さぶられていく。

「真夜中のゆりかご」の解説

「しあわせな孤独」や第83回アカデミー賞外国語映画賞を獲得した「未来を生きる君たちへ」などの名コンビ、スサンネ・ビア監督と脚本家アナス・トーマス・イェンセンが、育児放棄やドラッグ中毒といった社会問題を織り込み緻密な心理描写をしたサスペンス・ドラマ。妻子に囲まれた幸せに満ちた生活が突如暗転した刑事の魂のさすらいを追う。善悪の境界が揺らぐ刑事を「おやすみなさいを言いたくて」「オブリビオン」のニコライ・コスター=ワルドーが演じるほか、「悪童日記」のウルリク・トムセン、「ヴェラの祈り」のマリア・ボネヴィー、「天使と悪魔」のニコライ・リー・ロスらが出演。

「愛さえあれば」のスサンネ・ビアが幸せの絶頂から突き落とされた男の魂の救済を描く。乳児の息子と美しい妻と幸福に暮らす刑事のアンドレアスは悲惨な育児放棄の現場に遭遇し衝撃を受ける。そしてある朝、ゆりかごの中の息子に異変が起き……。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2015年5月15日
キャスト 監督スサンネ・ビア
出演ニコライ・コスター=ワルドー ウルリッヒ・トムセン マリア・ボネヴィー ニコライ・リー・コス リッケ・メイ・アンデルセン
配給 ロングライド
制作国 デンマーク(2014)
上映時間 102分

(C)2014 Zentropa Entertainments34 ApS & Zentropa International Sweden AB

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ユーザーレビュー

総合評価:4点★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「ミスチーフ・J」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2015-05-20

いくらなんでも、こういう発想になるかなあ、地雷踏んだかも…と思ったのもつかの間、練り込まれた展開に目が放せない。真相に至るまでの伏線が細かい。しかし北欧でも刑事は二人組なんですね。

最終更新日:2022-07-26 11:03:25

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