遺言 原発さえなければ 作品情報

ゆいごんげんぱつさえなければ

「第一章 汚染」事故から2週間後、調査に入った今中哲二助教は、原発から30キロ離れた飯館村が強い放射能に汚染されたことを村に報告する。しかし、原発事故の実態を知らされていない住民は、村に残されていた。出荷停止を命じられた牛乳や野菜は廃棄され、村全体の汚染が明らかになっていく。「第二章 決断」飯館村が計画的避難地区に指定され、村人全員の退去が決まる。牛を連れて避難できない酪農家たちは苦悩の末、決断を下す。「第三章 避難」初夏、住民の避難が始まる。酪農家たちは空になった牛舎を残し、福島市内、山形、横浜と、家族バラバラに離散していった。「第四章 故郷」盛夏、離散した村民たちがお盆のお墓参りに合わせて飯館村に集まる。人々が助け合って成り立っていた村の暮らしや、先祖代々守ってきた風景が根こそぎ奪われた寂しさと哀しみ。それでも次の世代に引き継がなければならないものがあり、引き継ごうとする若者がいる。「第五章 遺言」避難した酪農家たちに訃報が入る。隣接する相馬市の酪農家仲間が自殺した。堆肥小屋の壁に、チョークで書き残した言葉があった。“原発さえなければ”“残った酪農家は原発に負けないで頑張ってください”と。その遺言を守るかのように、酪農家たちは新たな暮らしに挑戦する。

「遺言 原発さえなければ」の解説

福島第一原発事故発生直後の取材現場に駆けつけた2人のフォトジャーナリストが、2013年4月まで3年にわたり飯館村の人々に密着して撮影したドキュメンタリー。取材・撮影・共同監督は、豊田直巳と野田雅也。山形国際ドキュメンタリー映画祭ともにあるCinema with Us 2013部門正式出品作品。

2011年3月12日に福島第一原発事故の取材現場に駆けつけたフォトジャーナリスト、豊田直巳と野田雅也。彼らが800日にわたって撮り続けた映像記録を通して、福島の人々が置かれている過酷な状況や抱いている想いを克明に浮かび上がらせていく。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2014年3月8日
キャスト 監督豊田直巳 野田雅也
配給 映画「遺言」プロジェクト
制作国 日本(2014)
上映時間 225分
公式サイト http://yuigon-fukushima.com/

(C)映画「遺言」プロジェクト (C)NODA Masaya

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最終更新日:2022-07-26 11:03:27

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