永遠の0 作品情報

えいえんのぜろ

2004年。佐伯健太郎(三浦春馬)司法試験に落ち失意の日々を過ごしていた。祖母・松乃が他界し葬儀に参列するが、そこで祖父・賢一郎(夏八木勲)とは血がつながっていないことを知る。血縁上の祖父は、松乃の最初の夫で、太平洋戦争時に零戦パイロットとして出撃、終戦間近に特攻隊員となり散った宮部久蔵(岡田准一)という人物だった。健太郎は久蔵がどんな人物だったか調べようと、彼のかつての戦友を訪ねてまわる。しかしその先々で、海軍一の臆病者といった手厳しい評判を聞く。類まれなる操縦センスを持ちあわせながらも、敵の駆逐よりも生還を第一に考えていた。それは、久蔵が妻・松乃(井上真央)と娘・清子とかわした、家族の元に生きて戻るという約束があったためだった。それならなぜ久蔵は特攻の道を選んだのか。やがて久蔵の最期を知る人物に行き着き、健太郎は久蔵の懸命な思いを知る……。

「永遠の0」の解説

累計発行部数280万部を超える百田尚樹の大ベストセラーを「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや「BALLAD 名もなき恋のうた」を手がける山崎貴監督が映画化。実の祖父の存在を知った青年が、零戦パイロットだった彼がどんな思いで特攻出撃をしたのか、真の姿を探る。山崎貴監督とともに「うさぎドロップ」「ゴールデンスランバー」の林民夫が脚本を担当。家族を大事に思う零戦パイロットを「図書館戦争」「フライ,ダディ,フライ」の岡田准一が、彼の妻を「八日目の蝉」「ダーリンは外国人」の井上真央が、わずかな手がかりから祖父の姿を追う青年を「東京公園」「君に届け」の三浦春馬が演じている。主題歌は「稲村ジェーン」のサザンオールスターズ。

百田尚樹のベストセラー小説を、「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴が映画化。米軍から悪魔と恐れられた零戦パイロットでありながら、“海軍一の臆病者”と蔑まれていた宮部久蔵。その実の孫であることを知った健太郎は、真相を探ろうとするが……。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2013年12月21日
キャスト 監督山崎貴
原作百田尚樹
出演岡田准一 三浦春馬 井上真央 濱田岳 新井浩文 染谷将太 三浦貴大 上田竜也 吹石一恵 田中泯 山本學 風吹ジュン 平幹二朗 橋爪功 夏八木勲 佐々木一平 青木健 遠藤雄弥 栩原楽人
配給 東宝
制作国 日本(2013)
上映時間 144分

(C)2013「永遠の0」製作委員会

動画配信で映画を観よう! [PR]

原作を読む

永遠の0

永遠の0

  • Amazon
※2020年7月22日時点の情報です。

ユーザーレビュー

総合評価:4.63点★★★★☆、38件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2022-06-19

永遠の0を観て、とても感動した。私は昔、太平洋戦争の激戦地サイパンに行ったことがある。また零戦にもひじょうに関心があった。だからこの映画を観たのだ。これはあらためて命の大切さを考えさせてくれた。私は松乃の行方を追った賢一郎の気持ちはとてもよくわかる。松乃は私の大好きな井上真央さんが演じておられる。井上真央さんはとびっきりの美人だ。賢一郎も義務とは言うものの、松乃に一目惚れしてしまったのだろう。私もあの状況なら賢一郎と同じような行動に出ただろう。また橋爪功さんが出演されている。私は40代の頃、京都の撮影所でテレビドラマで橋爪功さんとご一緒させて頂いたことがある。それだけにこの映画で橋爪功さんが話されているシーンを観ていると、映画か現実かわからなくなってしまった。この映画はほんとに素晴らしいと思う。何度も観たくなる作品だ。

最終更新日:2024-03-25 02:00:09

広告を非表示にするには