ライク・サムワン・イン・ラブ 作品情報

らいくさむわんいんらぶ

キアロスタミ監督が仕掛ける新たな謎と愛

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現役を引退した元大学教授、84歳のタカシは、亡妻に似た若い女性、明子をデートクラブを通じて家に招く。しかし明子は、タカシの作った手料理にも手をつけず、寝入ってしまう。翌朝、タカシに大学まで送ってもらった明子は、待ち伏せしていた恋人のノリアキに捉まり非難される。ノリアキは車で明子を待つタカシのところに来て、明子の婚約者だと伝えた。ノリアキはタカシを明子の祖父と勘違いしていた。運命の歯車が狂っていく…。

「ライク・サムワン・イン・ラブ」の解説

最近でも『トスカーナの贋作』で、一見ありきたりのロマンスに見えながら虚実の境を彷徨う映画で観客を魅惑した巨匠キアロスタミ。本作は日本・フランス共同製作であるが、キアロスタミは日本での撮影においても独自の演出スタイルを貫き撮影を敢行した。有名無名にかかわらずオーディションで選ばれた全てのキャストは、その日ごとの台本しか渡されず、最後の結末を知らされないまま撮影は進んだという。説明もなく登場する人物たちのミステリアスな表情の変化、とりわけ「老いのロマンティシズム」を醸す奥野匡演じるタカシと高梨臨演じる明子の『めまい』にも似た関係をキアロスタミはひたすら見つめ、そのまなざしこそが魅惑的なドラマとなっている。

ライク・サムワン・イン・ラブのイメージ画像3

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公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2012年9月15日
キャスト 監督・脚本アッバス・キアロスタミ
出演奥野匡 高梨臨 加瀬亮 でんでん
配給 ユーロスペース
制作国 日本=フランス(2012)
上映時間 109分

(C)mk2/Eurospace

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-03-20

老大学教授との愛と青年の嫉妬をミステリアスな三角関係に切り取ったアッバス・キアロスタミ監督!トスカーナの贋作で愛の虚構性を描き、観客を煙に巻いた手腕が日本で炸裂…。そのサプライズな幕切れに暫し唖然♪


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最終更新日:2017-03-23 16:01:32

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