南部の人 作品情報

なんぶのひと

ジャン・ルノワール脚色監督の1945年作品

サム・タッカーはアメリカ南部の移動農業労働者だった。彼の土への愛情は、叔父の死を契機に独立農たらんと決心させた。彼は親方から3年間耕作されなかった河岸の土地を借り受け、祖母と妻と子供2人を連れて見る影もないろう屋に移って来る。妻のノーナはまずストーブに火を入れて我家の楽しさをつくり出そうとするのだった。祖母は年寄りの気難しさから何かにつけて愚痴をこぼすがノーナやサムの取りなしで段々にその生活になじんでいった。サムはまた事毎に隣人のヘンリー・デイヴァーズの反発を受けなければならなかった。デイヴァーズは凶作、洪水、妻の死等打ち続く不幸に性質が気難しくなってしまっていた。だが彼にも楽しみはある。それは近くを流れる河に住む鉛筆と呼ばれる一匹の大鯰を捕らえる事だった。彼は毎日その釣鉤を作るのに多忙だった。サムはノーマと共に終日荒地で働いた。そして春の訪れと共に種まきもすっかり済ますことが出来た。

「南部の人」の解説

デイヴィッド・L・ロウ、ロバート・ハキム共同製作でジョージ・セッション・ペリーの原作「秋を手のうちに」より監督のジャン・ルノワールが脚色監督した1945年度作品。ルノワールは「どん底」その他で知られたフランス映画の巨匠。主演は新人ザカリー・スコットと「肉体と幻想」のベティ・フィールド。撮影は「歌へ陽気に」のルシエン・アンドリオが担当。音楽はウェルナー・ジャンセン。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督ジャン・ルノワール
出演ザカリー・スコット ベティ・フィールド J・キャロル・ナイシュ
制作国 アメリカ(1945)

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-13

サリー・フィールド主演、ロバート・ベントン監督作品〈プレイス・イン・ザ・ハート〉を観てレビューを読んでいたらジャン・ルノアール監督の本編との同時代性が在った…。其れにしても綿花の摘み取り労働、刺で指が何度も怪我する農作業シーンの辛苦さが痛々しかった!サリーは映画〈ノーマ・レイ〉での室内労働者に続いて農場の厳しく逞しい役処を演じていたー。


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最終更新日:2018-06-08 16:58:42

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