旅立ちの島唄 十五の春 作品情報

たびだちのしまうたじゅうごのはる

沖縄本島から東へ360km離れたところにある南大東島には高校がないため、この島に住む高校進学希望者は島を出なければならない。民謡グループのリーダー・仲里優奈(三吉彩花)の家でも、姉・美奈(早織)と兄は進学を機に、沖縄本島出身の母(大竹しのぶ)は美奈が高校へ進学するときに一緒に島を出ており、今はサトウキビ畑を営む父(小林薫)と二人暮らし。美奈は子どもとともに島に帰ってきているが、兄は那覇で働き、母は島に戻っていない。中学3年生になった優奈の心には、めったに会えない母への思い、父を島に一人置いていくことの悲しみ、淡い恋、南大東島にはないものへの憧れや将来への不安などがよぎる。様々な思いを込めて優奈は島唄を唄いきり、島からの旅立ちのときを迎える……。

「旅立ちの島唄 十五の春」の解説

高校がない沖縄・南大東島で育ち、進学のために島を出る決意をした少女と、離れ離れになった少女の家族を描くヒューマン・ドラマ。監督は「キトキト!」でデビュー、「黄金を抱いて翔べ」や「ヒーローショー」の脚本を手がけた吉田康弘。中学卒業を控え大きな決断を迫られる少女を、雑誌『SEVENTEEN』の専属モデルを務める一方「告白」「グッモーエビアン!」などに出演する三吉彩花が演じる。作中では三線と島唄を披露している。少女のそばで成長を見守る父を「海炭市叙景」「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン」の小林薫が、沖縄本島で暮らす母を「一枚のハガキ」「キトキト!」の大竹しのぶが演じる。

沖縄の南大東島で暮らす中学3年になったばかりの優奈の母は、兄姉の進学時に一人那覇に渡ったまま戻ってこなかった。優奈はさとうきび農家を営む父と暮らしていたが、1年後の高校進学時に父を一人残して那覇に行くため、罪悪感を感じていて……。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2013年5月18日
キャスト 監督吉田康弘
出演三吉彩花 大竹しのぶ 小林薫 早織 立石涼子 山本舞子 照喜名星那 上原宗司 手島隆寛 小久保寿人 日向丈 松浦祐也 若葉竜也 ひーぷー 普久原明
配給 ビターズ・エンド
制作国 日本(2012)
上映時間 114分

(C)2012「旅立ちの島唄~十五 の春~」製作委員会

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最終更新日:2022-07-26 11:03:29

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