ジェーン・エア(2011) 作品情報

じぇーんえあ

両親を亡くしたジェーン・エアは、引き取られた伯父も亡くし、その妻と息子のいじめに遭う。寄宿学校では教師たちから虐げられるなど孤独で不遇な幼少時代を経て、ジェーンは前向きな心と自由な生き方を追求する。学校卒業後、ジェーン(ミア・ワシコウスカ)はソーンフィールド館の家庭教師となる。屋敷の主の姿を見ぬまま3カ月が経ったある日、見知らぬ男の馬を驚かせて落馬させてしまう。その男こそ、屋敷の主ロチェスター(マイケル・ファスベンダー)だった。気難しげなロチェスターはジェーンに横柄な質問を投げかけるが、ジェーンはありのままに素直に答える。深く知りあううちに、互いの感性や人間性に惹かれあう二人。そしてロチェスターはジェーンに求婚、彼女もそれに応える。幸せの絶頂にあった結婚式の当日、ジェーンはロチェスターには屋敷に幽閉された妻がいることを知る――。

「ジェーン・エア(2011)」の解説

理不尽に虐げられ育った孤児が、身分の違いを超え愛し合った家庭教師先の富豪と結婚しようとするその日、富豪の重大な秘密を知るラブストーリー。「闇の列車、光の旅」でサンダンス映画祭監督賞を受賞したキャリー・ジョージ・フクナガ監督が、1847年に発表されて以降センセーションを巻き起こし続けている、自らの尊厳を守り通し真実の愛を探す女性を描いた名作を現代的視点より映画化。出演は「アリス・イン・ワンダーランド」「永遠の僕たち」のミア・ワシコウスカ、「SHAME-シェイム-」のマイケル・ファスベンダー、「マリリン 7日間の恋」のジュディ・デンチ、「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベルほか。第84回アカデミー賞衣装デザイン賞ノミネート。

シャーロット・ブロンテの小説を映画化。両親を早くに亡くし、孤児院で育ったジェーン・エア。住み込みの家庭教師としてソーンフィールド邸で働くようになった彼女は、どこか暗い雰囲気を漂わせる屋敷の主人ロチェスターと心を通わせるように。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2012年6月2日
キャスト 監督キャリー・ジョージ・フクナガ
出演ミア・ワシコウスカ マイケル・ファスベンダー ジェイミー・ベル ジュディ・デンチ ハリー・ロイド
配給 ギャガ
制作国 イギリス=アメリカ(2011)
上映時間 120分

(C) RUBY FILMS (JANE EYRE)LTD. / THE BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2011.

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、3件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-11

映画〈闇の列車、光の旅〉で移民の家族を描いたフカナガ監督が挑んだ文芸大作。ミア・ワシコウスカ嬢の出立ちや其の衣裳も話題に為った作品。ラストシーンはチャールズ・チャップリンの名作〈街の灯〉を想わせたよ。当時の英国社会の階級差を乗り超えて育まれる愛の感動の巨編、時代劇何だね!自然光を使った撮影も一際美しくて??

最終更新日:2022-07-26 11:03:30

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