陸軍 作品情報
りくぐん
幕末から大東亜戦争に至るまでの日本の歩みを、北九州のある一族の姿を通して描く
慶応2年。九州小倉では、城下が長州の奇兵隊による攻撃に晒されていた。それを下関海峡で虎視眈々と漁夫の利を狙う英米欄仏の軍艦。奇兵隊の上陸におびえ逃げ出す準備をしている商家・高木屋に旧知の手傷を負った武士・竹内が転がり込んでくる。竹内は形見として水戸光圀編纂の『大日本史』を亭主の友助に譲り、息子の友之丞に「自分は殿への忠義のため死ぬが、これからの若い者はもっと大きなものに忠義を尽くしてくれ」と言い残し立ち去る。
「陸軍」の解説
監督は「歓呼の街」の木下惠介。出演は田中絹代、笠智衆。戦意高揚映画として制作されたが、クライマックスでの出征する息子を追いかける母の描写でそれを完全に裏切った。これにより木下惠介は軍に睨まれる。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)
公開日・キャスト、その他基本情報
キャスト |
監督:木下惠介
出演:笠智衆 田中絹代 東野英治郎 上原謙 |
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制作国 | 日本(1944) |
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