水曜日のエミリア 作品情報

すいようびのえみりあ

新人弁護士のエミリア(ナタリー・ポートマン)は、毎週水曜日が来るのが少し憂鬱だった。その理由は、8歳になる夫ジャック(スコット・コーエン)の息子ウィリアム(チャーリー・タハン)。ウィリアムはジャックと前妻キャロリン(リサ・クドロー)の間の子どもで、別れた両親の家を行き来しており、毎週水曜日になると泊まりに来る。学校まで彼を迎えに行くのがエミリアの役目なのだが、両親の離婚の原因であるエミリアには、決して打ち解けようとしないのだ。さらには、小児科のエリート医師であるキャロリンが、育児のあれこれを事細かに指示してくることにもプレッシャーを感じていた。そして、ジャックが帰宅すれば、あれこれと彼女の行動に対するウィリアムの告げ口が始まる。ジャックは、エミリアが新人弁護士として勤め始めた事務所の上司だった。妻子あるジャックと恋に落ちたエミリアはやがて妊娠。ジャックの離婚成立を待って再婚したものの、“イザベル”と名付けた赤ん坊は生後3日で突然、亡くなってしまった。それ以後、エミリアの人生は、次から次へとトラブル続き。彼女を悩ませる問題は、ウィリアムやキャロリンに関することばかりではなかった。離婚した両親が復縁すると知って、エミリアは長年浮気を続けた父にも、そんな父を許す母にも、怒りをぶつけてしまう。あれほど愛し合っていたはずのジャックとも心は離れていくばかり。幸せな未来を見失ったエミリアは、イザベルの死にまつわる“ある秘密”をジャックに告白してしまう。傷ついた心を抱え、家を出るエミリア。ある日、独りで生きていくことを決意したエミリアに、1本の電話が。それは全く予期しない意外な人物からの呼び出しだった……。

「水曜日のエミリア」の解説

愛する男性と結婚しながらも、打ち解けてくれない夫の連れ子、口うるさい女医の前妻などとの人間関係に悩む新人女性弁護士の姿を通して、愛と幸福について問いかける人間ドラマ。主演は「ブラック・スワン」でアカデミー主演女優賞に輝き、本作の製作総指揮も担当するナタリー・ポートマン。監督は「偶然の恋人」のドン・ルース。

既婚者の上司と不倫の果てに結婚した、女性弁護士のエミリア。周囲からは略奪女と囁かれ、生まれたばかりの娘を亡くす悲劇にも見舞われる彼女が、夫の幼い連れ子との交流を通して前を向き始める。主演は「マイ・ブラザー」のナタリー・ポートマン。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2011年7月2日
キャスト 監督ドン・ルース
原作アイアレット・ウォルドマン
出演ナタリー・ポートマン スコット・コーエン チャーリー・ターハン ローレン・アンブローズ リサ・クドロー
配給 日活
制作国 アメリカ(2009)
上映時間 102分

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最終更新日:2023-12-11 11:52:32

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