SOMEWHERE 作品情報

さむうぇあ

空虚な生活を送るハリウッド・スターが伝説のホテルで11歳の娘と過ごす、宝石のようなまぶしい日々

SOMEWHEREのイメージ画像1
SOMEWHEREのイメージ画像2

ハリウッドの人気俳優、ジョニー・マルコは、かつて伝説のスターたちも暮らしていたホテル“シャトー・マーモント”で暮らしている。享楽的で華やかだが、空虚な日々だ。腕を骨折し、ギプスを余儀なくされたジョニーのところに、11歳の娘・クレオがやって来た。前妻・レイラが「しばらく家を空ける」と出て行ったため、彼女を預かる事になったのだ。ジョニーとクレオはシャトー・マーモントで穏やかな親子らしい日々を過ごす…。

「SOMEWHERE」の解説

成功したハリウッド俳優の空虚な実生活と、寄り添いあう家族のふれ合いを描いた本作。“巨匠”と呼ばれる映画監督(フランシス・フォード・コッポラ)の娘として、ハリウッドのど真ん中で育ったソフィア・コッポラだからこそ描けた物語と言えるだろう。経済的に恵まれた生活ではあるが、親の都合で様々な移動を余儀なくされ、皆に笑顔で愛想良く振る舞ってみせる11歳の金髪の少女は、どこかソフィア自身を彷彿とさせる。俳優のジョニー・マルコ役を演じるスティーヴン・ドーフは、監督が彼をイメージして脚本を書いたと言うだけあって、イメージにぴったりだ。クレオを演じるエル・ファニングの、11歳の少女ならではの透明な美しさも心に残る。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2011年4月2日
キャスト 監督・脚本ソフィア・コッポラ
出演スティーヴン・ドーフ エル・ファニング クリス・ポンティアス
配給 東北新社
制作国 アメリカ(2010)
上映時間 98分

(C)2010 - Somewhere LLC

ユーザーレビュー

総合評価:4.6点★★★★☆、5件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-03-13

久し振りに今回はスター・チャンネルのブラウン管で視聴。特殊メイクでの型どりシーンの呼吸感は禅の境地なのかな~。映画と言う芸術がもう1場面だけで成り立って仕舞うんだな。プール場での父娘の一寸おどけた水中パントマイムやプールサイドで暖かな日射しを浴びるワンシーンの幸福感ったら堪ら無いんだ。だけども、未だあどけない娘にとって母親の不在はとても哀しい…。だから其の父親も哀しいー。心の何処かにポカンと空いた穴を埋める術も無くてね。でも、そんなどう仕様も無い寂しが其れは実に美しいんだ?思い詰めた様に、男は飛ばして来たブラックボデイの車から降りると、一人歩き始めるのだった。若き感性の溢れるリリシズムと岐路に立つ父の肖像だろうか?


レビューを投稿する

「SOMEWHERE」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2018-06-08 16:58:42

広告を非表示にするには