春琴抄(2008) 作品情報

しゅんきんしょう

明治初期。奉公人・佐助(斎藤工)は幼いころ、琴奏者・春琴(長澤奈央)の美しさを目の当たりにし「観音様」と崇め、我が儘ばかりの彼女の弟子兼世話係として、衣食住の世話をしていた。春琴は大阪道修町の薬種商鵙屋の次女で、9歳のころ眼病のために失明していた。それから音曲を学び、今では師匠と呼ばれるまでになった。しかし腕前は一流として世に知られていたが、我が儘な性格ゆえに、なかなか弟子が居着かなかった。その上、春琴は贅沢な暮らしを好んだため、家の財政は苦しかった。しかし佐助だけは、そんな春琴に過剰なほど献身的に尽くすのだった。ある日、春琴の美貌を目当てに、名家の息子・利太郎(松田悟志)が弟子入りする。そして利太郎は春琴を梅見に誘い、彼女を口説こうとする。しかし春琴は利太郎と袖にした上に、稽古の仕置きで額に怪我をさせてしまう。その数日後、何者かが春琴の屋敷に忍び込み、春琴の顔に熱湯を浴びせる事件が起こる。春琴は顔に大きな火傷を負うが、ただれた顔を決して佐助に見せようとしない。そんな春琴の姿を見て佐助は悩み抜き、ある行動に出る。

「春琴抄(2008)」の解説

谷崎潤一郎による同名小説を映画化。美しいが自己中心的な盲目の三味線奏者と、彼女に献身的に仕える奉公人の究極の愛を描く。監督は「青いうた~のど自慢 青春編~」の金田敬。出演は、「いつかの君へ」の斎藤工、「Girl’s boxラバーズハイ」の長澤奈央、TV『仮面ライダー龍騎』の松田悟志。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2008年9月27日
キャスト 監督金田敬
原作谷崎潤一郎
出演斉藤工 長澤奈央 松田悟志 沢木ルカ 川島朋子 真日龍子 嶋尾康史
配給 ビデオプランニング
制作国 日本(2008)
上映時間 85分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:35

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