ランボー 怒りの脱出 作品情報

らんぼーいかりのだっしゅつ

警官を相手に戦って服役中だったランボー(シルヴェスター・スタローン)は、元上官トラウトマン(リチヤード・クレンナ)から特殊任務につくことを条件に釈放された。その特殊任務とは、かつて東西陣営が総力をあげて戦った地でのアメリカ人行方不明兵士及び捕虜の動向を調査することだったが、戦闘は一切不用、情報収集だけで、後続部隊が救出するというものだった。目的地に向っ′たランボーはパラシュート降下中にアクシデントに見舞われ、ナイフと弓矢以外の武器は全て失った。やがてランボーは現地の連絡員コー・バオ(ジュリー・ニクソン)と出会い、捕虜収容所潜入を果たした。そこで米兵の拷問を目撃したランボーは指令に背いて米兵を救出、国境近くまで逃げのびたが頭上までやってきた米軍のヘリはマードック司令官(チャールズ・ネピアー)の命令で2人を見殺しにして去ってしまう。実はこの指令は<戦闘中行方不明兵士>を上べだけ調査して世論を鎮めようとする計画だから実際に捕虜が現われては困るのだ。トラウトマンとランボーはただこの計画に利用されたにすぎなかった。敵陣の中に置き去りにされたランボーは東側のゲリラ部隊のポドフスキー(スティーヴン・バーコフ)に捕えられる。超人的な忍耐力で拷問に耐えたランボーは、潜入したコーの助けで逃亡する。逃走中にコーは銃弾に倒れる。ランボーが初めて心を開き、アメリカヘ連れていくと約束した美しい少女の死に、ランボーは怒った。矢尻に火薬を込めた弓とナイフを武器にゲリラ部隊を一掃したランボーは前線基地に辿りつき、マードック司令官をたたきのめした。そしていずこへともなく姿を消した。

「ランボー 怒りの脱出」の解説

ヴェトナム戦争で行方不明になった米兵に関する情報収集のため敵地に乗り込んだランボーの活躍を描く。エグゼクティヴ・プロデューサーはマリオ・カサールとアンドリュー・ヴァイナ。製作はバズ・フェイシャンズ。監督は「オフサイド7」のジョージ・P・コスマトス、脚本はジェームズ・キャメロンと主演のシルヴェスター・スタローン、撮影はジャック・カーディフ、音楽はジェリー・ゴールドスミスが担当。出演はスタローン、リチャード・クレンナなど。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1985年8月3日
配給 東宝東和
制作国 アメリカ(1985)
上映時間 96分

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「淀川さん」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-12-13

この作品、クソミソ言う人が多い。ラズベリー賞にもなってるし(そもそもスタローンと聞くだけでラズベリー賞にしたがる関係者が多いようでw)。ただ、ストーリーの整合性なんか、どうでもいいじゃないですか。スタローンのセリフスキルなんか関係ない。とにかくアクションが超一流で、掛け値なしにスカっとする、これだけです。私はランボーの弓矢と爆弾つき弓矢が大好きなんだけど、存分に登場します。このテの映画は細かい見方をしないのが一番です。シリーズ中、一番シンプルなストーリーで、私は好きです。

最終更新日:2024-03-12 15:49:14

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