童貞。をプロデュース 作品情報

どうていをぷろでゅーす

【童貞。をプロデュース1 俺は、君のためにこそ死ににいく】自転車メッセンジャーのバイトをしている加賀賢三、23才。半引きこもり状態だった彼は、異性とはセックスどころかキスの経験すらない。「純愛を経ないとセックスはできない」などとうそぶきながら、アダルトビデオを「汚い職業」と見下す高慢さとイケメンへのルサンチマンに満ち溢れたどうしようもないヘタレ男である。そんな彼に、片想いの女性まさみさん(仮名)に告白する根性はない。言い訳しか能のない加賀の姿に業を煮やした松江は、自分の職場であるアダルトビデオの撮影現場に彼を連行、スパルタ式に女性恐怖症を叩きなおそうとするが……。【童貞。をプロデュース2 ビューティフル・ドリーマー】ゴミ処理場の会社でバイトをしている梅澤嘉朗、24才。実家の村(ものすごい田舎)で暮らしている彼は、B級アイドルや特殊マンガ家・根本敬などに心酔するサブカルオタクで、自分の部屋には膨大な書籍やビデオを溜め込んでいる。彼が作った自主映画「独立宣言」は彼が想いを寄せる1980年代アイドルの島田奈美に会う為、廃材を集めてタイムマシンを制作するという自作自演の作品だ。しかしすでに島田奈美は芸能界を引退し、本名の島田奈央子として音楽ライターになっているという。そこで松江は、何とか彼の映画を島田奈央子に見せようと考えるが………。

「童貞。をプロデュース」の解説

一歩間違えれば自分も『引きこもりのオタク』になっていたかも知れない「セキ☆ララ」の監督、松江哲明が、どうしようもないオタク男たちを叱咤し、おせっかいにも『童貞脱出』をプロデュースしてみせたドキュメンタリー。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2007年8月25日
キャスト 監督松江哲明
出演加賀賢三 梅澤嘉朗 峯田和伸 カンパニー松尾
配給 SPOTTED PRODUCTION
制作国 日本(2007)
上映時間 85分

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「童貞パワー注入!」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2007-09-10

自分自身をビデオに撮って見てるようで、とっても痛かったです。無駄に理想ばかり語ったり、デートが上手に出来なかったり…。でも、その痛さが秀逸。映画館みんなで笑ってました。

最終更新日:2022-07-26 11:03:35

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