TANNKA 短歌 作品情報

たんか

33歳のフリーライター・薫里(黒谷友香)は、年上のカメラマンM(村上弘明)と9年間不倫している。薫里はMと出会い、自己を解放させる悦びを知った。Mとはお互いに忙しく以前ほど会えない中、行きつけのバーで知り合った年下のヴァイオリニスト志望の圭(黄川田将也)をかわいらしく思い、セックスする。無邪気に楽しく笑い合う二人。一方で最近Mが後輩の女子とともに仕事をしているのを知り、薫里は嫉妬する。そんな中、ベテラン女優・大里響子(萬田久子)に取材。20年前にシングルマザーとなった響子が、子を持ち命が次世代、次々世代へと伝わっていくことの素晴らしさを説き、薫里は魅了される。大学時代の友人がカラオケに集まり、薫里は圭を呼び出す。すっかり泥酔し圭の部屋に泊まった翌朝、圭は、薫里はただ楽しみたいだけではないかとの不安を吐露。薫里は、真剣な思いを寄せる圭を重く感じ始め、このままでいいのかと揺れ動いていた。少子化問題について薫里の書いた記事の出来が悪いと編集長(本田博太郎)に叱咤された後、圭が自分には才能がないからとバイオリンを売ったことを知り、怒る。また、結婚し不妊治療を受けている親友の美佳(中山忍)からは、2人の男を愛し自由奔放な薫里の生き方を認められないと言われる。クリスマスの日、ドアには2つのプレゼントが架かっていた。Mからはネックレス、圭からは以前薫里が素敵だと言ったバッグと手編みのマフラー。次の日Mは薫里に、縛られる必要はない、自分の心の声に忠実に生きればいいと優しく言う。圭と別れようとする薫里は、最後にもう一度だけセックスしたいとの圭の求めに応じる。それからしばらくして、大きなお腹を抱え仕事する薫里の姿があった。

「TANNKA 短歌」の解説

年上の“彼”と年下の“彼氏”との間で揺れ動く女心を描いた、ラブストーリー。俵万智の処女小説『トリアングル』を映画化。監督は本作が劇場映画初監督作品となる作詞家の阿木燿子。出演は「忍 SHINOBI」の黒谷友香、「ラブサイコ-峠の女-」の黄川田将也、「渋谷物語」の村上弘明ほか。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2006年11月11日
キャスト 監督阿木燿子
原作俵万智
出演黒谷友香 黄川田将也 村上弘明 西郷輝彦 中山忍 吉野紗香 高島礼子 井川比佐志 本田博太郎 萬田久子
配給 東映
制作国 日本(2006)
上映時間 102分

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-06-12

この映画を観て、とても感動した。最高に面白い作品だと思ったからだ。黒谷友香さんの美貌に悩殺された。大好きだ。まさに絶世の美女というべきだろう。この映画は何度も観たくなる傑作だ。

最終更新日:2023-02-17 13:56:28

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