海を飛ぶ夢 作品情報

うみをとぶゆめ

四肢麻痺を患い、尊厳死を望んだラモン・サンペドロの姿を描く話題作

海の事故で、首から下が不随となったラモン・サンペドロは、26年間をベッドの上で過ごし、その年、自ら命を絶つ決断をする。人権支援団体で働くジェネは、ラモンの死を合法にするため、弁護士のフリアの協力を仰ぐ。法廷へ出る準備を進め、ラモンの話を聞くうちに、フリアは強く彼に惹かれていった。ある日フリアは、ラモンの家で発作に倒れる。不治の病に冒されたフリアは、やがて自らも死を望み、ラモンの死を手伝う約束をする。

「海を飛ぶ夢」の解説

本作は、一生の半分をベッドの上で過ごし、自ら死を望んだ実在の人物、ラモン・サンペドロの手記をもとに描く真実のドラマ。今もなお、スペインでは法律で認められていない「尊厳死」をめぐり、生と死の意味を問いかける作品だ。顔以外に動かすことが出来ないうえ、実年齢より20歳以上も年上のラモンを演じることになったハビエル・バルデムは、その強い瞳と豊かな表情でラモンを演じきり、ゴヤ賞主演男優賞に輝いた。

監督のアレハンドロ・アメナーバルは、現代スペイン映画を代表する若手。ゴヤ賞では監督賞・脚本賞を受賞し、アメリカ、ゴールデン・グローブ賞では外国語映画賞を受賞している。スペイン北部、ガリシアの澄んだ海に、生きる目的や人を愛する意味、残される家族と友人たちの思いが果てしなく飛びかう、心に残る感動作。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2005年4月16日
キャスト 監督アレハンドロ・アメナーバル
出演ハビエル・バルデム べレン・ルエダ ロラ・ドゥエニャス マベル・リベラ セルソ・ブガーリョ クララ・セグラ タマル・ノバス フランシス・ガリード
配給 東宝東和
制作国 スペイン=フランス(2004)
年齢制限 PG-12

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-04-19

禁じたれた尊厳死、障害を負った車椅子の神父が悔い改める様に病院を訪問するシーン。仲介者の青年が往ったり来たりと生の自由選択とカソリックの教義の自殺禁止とのせめぎあいも大迫力!!廻りの偏見の壁も厚い…。空を飛ぶ夢のシーンが目眩く美しく壮大だ!


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最終更新日:2017-04-24 16:01:53

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