麦秋 作品情報

ばくしゅう

小津ファンには、1、2を争う人気作品

間宮周吉は北鎌倉に住む老植物学者である。息子康一は医者で東京の某病院に通勤、娘紀子は丸ノ内の貿易会社の専務佐竹宗太郎の秘書である。佐竹の行きつけの築地の料亭「田むら」の娘アヤは紀子と学校時代からの親友で2人共未婚であるが、安田高子と高梨マリの級友2人はすでに結婚していて、4人が顔を合せると、未婚組と既婚組とに対立する。折から間宮家へは周吉の長兄茂吉が大和の本家より上京して来たが、紀子の結婚談が出る。同時に佐竹も自分の先輩の真鍋という男との縁談をすすめる。

「麦秋」の解説

製作は『自由学校(1951 渋谷実)』『虎の牙』に次ぐ山本武。脚本は『宗方姉妹』と同じく野田高梧と小津安二郎との共同執筆。監督は『宗方姉妹』に次ぐ小津安二郎作品。撮影は常に小津作品を担当する厚田雄春。

出演者は、『西城家の饗宴』の菅井一郎、『自由学校(1951 渋谷実)』(松竹)の笠智衆、淡島千景、杉村春子、高橋豊子、『白痴』の原節子、東山千栄子、『天明太郎』の佐野周二、『あゝ青春』の三宅邦子、『恋文裁判』の二本柳寛、『初恋トンコ娘』の井川邦子などである。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督小津安二郎
出演菅井一郎 東山千栄子 笠智衆 三宅邦子 原節子
制作国 日本(1951)

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、3件の投稿があります。

P.N.「PineWood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-04-22

冒頭に出て来る鳥籠、餌を用意する手、一家の朝の光景が卓袱台を囲んで始まる。寝惚け眼を擦りながら現れる甥っ子に「早く顔を洗ってらっしゃい」と促す原節子、タオルを水で濡らして遣り過ごして再登場…何時までも食べている姿を見て「もうグズなんだから!」と呆れ顔をする原。柱時計を見上げて「あと七分ね」と。リズミカルな一瞬一瞬が時計仕掛けの様に刻まれて行く…。本編で両親からも見合いを薦められた原だが、その歯車は意外な方向に。家族一同の記念撮影の最後の場面も秀逸♪


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最終更新日:2017-04-27 16:01:56

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