秋刀魚の味 作品情報

さんまのあじ

小津安二郎監督、代表作の1本

長男の幸一夫婦は共稼ぎながら団地に住んで無事に暮しているし、家には娘の路子と次男の和夫がいて、今のところ平山にはこれという不平も不満もない。細君と死別して以来、今が一番幸せな時だといえるかもしれない。わけても中学時代から仲のよかった河合や堀江と時折呑む酒の味は文字どおりに天の美禄だった。その席でも24になる路子を嫁にやれと急がされるが、平山としてはまだ手放す気になれなかった。

「秋刀魚の味」の解説

『小早川家の秋』のコンビ、野田高梧と小津安二郎が共同で脚本を執筆。小津安二郎が監督した人生ドラマ。撮影は『愛染かつら(1962)』の厚田雄春。(キネマ旬報 全映画作品データベースより抜粋)

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督小津安二郎
出演笠智衆 岩下志麻 三上真一郎 佐田啓二 岡田茉莉子
制作国 日本(1962)

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「ポン」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-01-11

地元TV局夕方の再放送時間帯で毎日『水戸黄門』がオンエア中である。只今放送中のものはかなり古いシリーズで黄門さまは初代東野英治郎さん。東野英治郎さんは、”ひょうたん”というあだ名の元漢文教師であり、小さな中華料理店「燕来軒」のおやじ。婚期を逃した娘(杉村春子)と二人暮らしの役である。映画撮影手法や物語についてアレコレ言う気はない。ただひたすら懐かしいのである。この手の映画に接すると、初めて映画館で見た時の思い出、当時の世相、家族や学友のことなど様々な自分の歩んできた人生がオーバーラップしてきて泣けてくる。もうすぐ平成も終わり。益々昭和は遠くなっていく。


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最終更新日:2018-01-16 16:00:03

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