若者のすべて 作品情報

わかもののすべて

ルキノ・ヴィスコンティが都会の生活を生き抜く1人の青年を描く

1955年のある晩、ロッコ(アラン・ドロン)とその兄弟は、母親ロザリアとともにミラノ駅についた。父親を失った一家は故郷ルカニアから、ここに働いている長男ヴィンチェンツォを尋ねてきたのだ。彼には美しいジネッタ(クラウディア・カルディナーレ)という婚約者がいた。一家は翌日から家と職探しに奔走した。ヴィンチェンツォはプロ・ボクサーを志し、次男シモーネ(レナート・サルヴァトーリ)と三男ロッコもクラブに出入りするようになった。シモーネは貧困と不遇の青春のうっぷんをグローブに賭けた。これにボクサーくずれの男モリーニが目をつけ、たちまち悪の世界にひきずりこんだ。

「若者のすべて」の解説

都会の生活を生き抜く1人の青年を描いたドラマ。『白夜(1957)』のルキノ・ヴィスコンティが監督した。ヴィスコンティとヴァスコ・プラトリーニとスーゾ・チェッキ・ダミーコの原案をヴィスコンティ、ダミーコ、パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ、マッシモ・フランチオーザとエンリコ・メディオーリの5人が共同で脚色、主題歌“若者のすべて”ほか数曲の流行歌が紹介される。

出演は『太陽がいっぱい』のアラン・ドロン、『街の中の地獄』のレナート・サルヴァトーリ、『フランス女性と恋愛』(離婚)のアニー・ジラルド、『刑事』のクラウディア・カルディナーレ、ほかにカティーナ・パクシー、ロジェ・アナン、パオロ・ストッパら。製作ゴッフレード・ロンバルド。なお、この作品は1960年度ヴェニス映画祭で審査員特別賞を受賞した。2016年にデジタル完全修復版を劇場公開。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督ルキノ・ヴィスコンティ
出演アラン・ドロン レナート・サルヴァトーリ アニー・ジラルド カティーナ・パクシー ロジェ・アナン パオロ・ストッパ シュジ・ドレール
制作国 イタリア(1960)

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2017-10-11

スターチャンネルで本編4K版を改めて視ると〈家族の肖像〉で再現される様な部屋の骨董趣味の絵画や彫像、ピンナップ写真からTV画像としての美術番組等迄、入念な小道具がコラージュされている事が分かる…。其れらは兄弟の性格別けや時代を象徴するもの何だろう。ラストシーンには街頭の壁面に試合の勝者ロッコことアラン・ドロンの写真掲載の紙面が何枚も何枚も貼られ、懐かしむ様に少年の手が其の頬を掴み足取りは軽かった…。


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最終更新日:2017-10-16 16:00:03

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