荒神(DUEL~対決~ 『2LDK』vs『荒神』) 作品情報

あらがみ

妖艶な古寺には神が棲んでいた! 美男俳優が競い合うハイパー・チャンバラ・バトル

鬼が出ると噂される山中深くの古寺に、合戦で瀕死の傷を負った侍(大沢たかお)が辿り着く。目が覚めてみると、傍には一人の勇壮な男(加藤雅也)がいた。この寺の主だという男は、久々の客人を喜び食事や酒を振る舞うが、やがて侍に向かって「介抱の見返りに私を殺してくれ」と申し出る。男の正体は、戦いの神―荒神。何百年に渡って戦い続ける生涯に疲れ果て、自分を討ち倒してくれる相手を探していたのだ。その話を一笑に付する侍。だが荒神は、自分を倒さない限りこの寺からは生きて出られないと不敵な笑みを浮かべるのだった

「荒神(DUEL~対決~ 『2LDK』vs『荒神』)」の解説

スピード感あふれるアクション演出で、日本有数のヒットメーカーとなった北村龍平監督が、映像派の旗手・堤幸彦監督と取り組んだ「DUEL~対決」なるコラボレーション企画。“限られた空間での対決ドラマ”というコンセプトの下でそれぞれ中篇を製作し、両作品を同時上映して作品そのものも対決させるという新しい試み。

『荒神』は、戦いの神こと“荒神”と名もなき侍が、異次元の刀剣バトルを繰り広げるアクション時代劇。時代劇とはいっても『あずみ』でおなじみの北村演出に掛かれば、それはどこか無国籍で、近未来的にすら感じられるニューウェーブ・チャンバラへと変容してしまう。現代的な美男子で時代劇のイメージとは結びつきにくい主演の2人もまた、そうした世界観の中で新たな個性を披露。チャンバラの尽きせぬ魅力を伝えてくれる

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2003年10月4日
キャスト 監督北村龍平
出演大沢たかお 加藤雅也 魚谷佳苗 榊英雄 坂口拓
配給 ザナドゥー
制作国 日本(2002)
上映時間 79分

(C)「DUEL」パートナーズ

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最終更新日:2016-02-12 15:42:21

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